M-BLOG
2025.12.25
印刷物×Web活用で伝わる情報発信とは?
いまも「印刷物」がなくならない理由
デジタル化が進む中で、「もう紙はいらないのでは?」と言われることもあります。
しかし実際には、会社案内・チラシ・パンフレット・名刺といった印刷物は、今も多くの場面で使われ続けています。
それはなぜでしょうか。
理由はとてもシンプルで、紙には「一瞬で手に取ってもらえる強さ」があるからです。
- 対面で渡せる
- 机の上に残る
- 目に入る
こうした特性は、Webだけでは代替できません。
一方で、印刷物だけでは伝えきれないこともある
印刷物には強みがありますが、同時に限界もあります。情報量に制限がある・修正や更新が簡単ではない・詳細まで載せきれない、などがそれにあたるでしょう。
たとえば、サービスの背景や想い、実績の詳しい内容、最新情報などを紙だけで伝えるのは難しい場合も多いのでは。
ここで活きてくるのが Webの役割なのです。
印刷物とWebは「役割が違う」
印刷物とWebは、どちらが優れているかではなく、役割が違うと考えるのがポイントです。
印刷物の役割
興味を持ってもらう
存在を知ってもらう
最初のきっかけを作る
Webの役割
詳しく伝える
情報を蓄積する
行動(問い合わせ・申込み)につなげる
つまり、紙は入口、Webは受け皿という関係なのです。
「印刷物×Web活用」がうまくいかないケース
よくある失敗例として、
- チラシにURLだけが書かれている
- Webに飛んでも、チラシとの内容がつながっていない
- どこを見ればいいか分からない
といったケースがあります。
これでは、せっかく興味を持ってもらっても、途中で離脱されてしまう可能性が高くなります。
印刷物とWebをつなぐためのポイント
1「次の行動」をはっきり示すナビゲーターの存在が重要
印刷物には
- 詳しくはこちら
- 実績を見る
- お問い合わせはこちら
など、次に何をしてほしいのかを明確に書くことが大切です。
QRコードを使う場合も、「読み取ってください」ではなく、その先に何があるのかを伝えることで、反応は変わります。

2Web側は「紙から来た人」を意識する情報を直感的に拾える設計に
チラシやパンフレットからWebに来た人は、「ある程度興味を持っている」「情報を探しに来ている」状態です。そのため、
- 関連するページがすぐ見つかる
- 紙に書かれていた内容の“続き”がある
といった設計が重要になります。

3情報はWebに集約し、紙はシンプルにコスパはもちろんタイパも◎
すべてを紙に詰め込もうとすると、読みづらく、伝わりにくくなります。
紙では要点だけを伝え、
詳しい説明はWebに任せる。
この役割分担ができると、印刷物もWebも、どちらも活きてきます。

印刷物×Webは「続けることで効果が出る」
この組み合わせは、一度やって終わりではありません。
- チラシを配る
- Webにアクセスが集まる
- 内容を改善する
- 次の印刷物に反映する
こうしたサイクルを回すことで、情報発信の精度は少しずつ高まっていきます。
まとめ|伝えたいなら、紙とWebを切り離さない ANSWER
印刷物には「きっかけ」を作る力がある
Webには「深く伝える」役割がある
両方を組み合わせることで、伝わり方が変わる
印刷物か、Webか。
どちらかを選ぶ時代ではなく、どう組み合わせるかを考える時代です。
エムプロジェクトでは、印刷物とWebを一体で考え、「伝わる情報発信」をお手伝いしています。
「今あるチラシやホームページを、もっと活かしたい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

